最上義光歴史館/館長の写真日記 「鐵の美2020」が開展 江戸三作を中心に

最上義光歴史館
館長の写真日記 「鐵の美2020」が開展 江戸三作を中心に

2020年5月20日より「鐵の美2020」が開展。

郷土山形出身で「江戸三作」と謳われた水心子正秀と大慶直胤の作刀を中心に展示しています。

大慶直胤(1779〜1857)

庄司直胤は江戸時代後期に活躍した、山形市の鍛治町出身の刀鍛冶です。

江戸で水心子正秀に学び、後に正秀と同じく秋元家のお抱え鍛冶になりました。

技量は師匠をも凌駕するといわれ、師匠の水心子正秀と源清麿とともに「江戸三作」と評されました。

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槍 銘出羽国大慶直胤作之文化九年秋八月大吉祥日

薙刀 銘荘司美濃介藤原直胤

水心子正秀(1750〜1825)

水心子正秀は江戸時代後期に活躍した、山形県南陽市出身の刀鍛冶です。

山形藩秋元家のお抱え鍛冶で、古い時代の刀や鉄、鍛冶技術を研究して多数の記録を書残しています。

これまで秘伝とされていた鍛刀技術を広く公開して多くの門人を育てました。

江戸時代になって衰退していた刀鍛冶業界を再び盛んにしました。

日本刀の鍛冶技術が現在も継承されているのは、正秀の功績といえます。

新々刀の祖としてオンラインゲーム「刀剣乱舞」にも実装されています。

短刀 銘水心子正秀 八月日

刀 銘水心子正秀 赤羽刀

脇指 銘 清人元冶元年二月日

2020年5月20日から8月16日まで開催


2020/05/20 13:31 (C) 最上義光歴史館