最上義光歴史館/館長裏日誌 令和5年9月26日付け
●
トップページ
■
お知らせ
■
最上氏と最上義光
├
最上氏と義光について
├
最上家をめぐる人々
├
小野末三論文集
├
片桐繁雄執筆資料集
├
最上家臣余録
├
郷土の歴史
└
最上義光略年譜
■
歴史館について
├
沿革と概要
├
収蔵資料について
├
書籍のご紹介
└
利用者アンケート集
■
Material in English
├
Guide to our Exhibits
└
Saijoki -
The Mogami Chronicles -
■
ご利用案内
├
アクセスマップ/所在地
├
開館時間/休館日/入館料
└
見学の裏ワザ
最上義光歴史館
〒990-0046
山形県山形市大手町1-53
tel 023-625-7101
fax 023-625-7102
(
山形市文化振興事業団
)
館長裏日誌 令和5年9月26日付け
■光禅寺の所在地
ちょっとややこしい話ですが、光禅寺は最上義光が生前、当時の「三日町」(現在の七日町)に開創したのですが、没後、城主が最上家から代わったときに現在の場所(現在の鉄砲町)に移転しました。その際、その地名も「三日町」とし、もとあった場所は「元三日町」という地名になりました。つまり光禅寺がある地名は当時、「鉄砲町」ではなく「三日町」となるのですが、例の「山形風流松木枕」では、「今三日町」と記されています。「元三日町」と「今三日町」、当時、「三日町」の呼び分けには、やはり工夫が必要だったようで。
■山形の立ち位置
戦国時代以降、全国各地で鉄砲が生産されましたが、以前は特定の地域で火縄銃が生産され、米沢や仙台は全国有数の生産地であったそうです。つまり上杉と伊達なのですが、最上はいつもその狭間にいる感じです。
山形市内の鮨屋での話ですが。山形は内陸の盆地で、川魚以外に地魚などあろうはずもないのですが、「山形は庄内と塩釜の間にあり、いろいろ仕入れることができるんですよ。」と言っていました。まあ、いろいろは入手できるようですが、新鮮なものは地元で、いいものは東京に行ってしまうわけでして。
鉄砲も似たような状況で、山形は米沢と仙台の間にあります。鉄砲は生ものではないので、鮮度とかは関係ないかもしれませんが、でも、最新式のものとかはどうなのでしょうか。まあ、いろいろは入ってはくるかも。
ちなみに、「米沢筒」は、長さ1メートル、重さ6キロの十匁筒が有名とのこと。重いので運用は難しいが威力に優れているそうです。一方の「仙台筒」は多口径多種類の銃を取り揃え、どちらかというとシンプルで口径の大きい銃が多く、また、騎兵が使用する馬上筒も多いそうです。上杉といい伊達といい、デカい口径が好きなようで。ちなみに、最上義光の兜に残る鉄砲玉の跡はやはり、十匁の玉によるものでは、とのことです。殿、よくぞ御無事で。
2020/09/26 17:15 (C)
最上義光歴史館
■
人気の記事 Best 3
第1位
休館日
第2位
2024年10月 利用者アンケート集計結果
第3位
休館日
■
ダウンロード
├
歴史館だより
├
最上義光からの挑戦状!
├
見学の手引き
├
解説シート
├
スクリーンセーバー
├
壁紙/アイコンバナー
├
ペーパークラフト
└
日本100名城スタンプ
■
ムービー集
■
こどもページへGO!
■
周辺の見どころ
■
スタッフレポート
■
キーワード検索
2024年11月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
members login
powered by
samidare
system:community media